コストダウンしたいなら包装資材を狙え!包装設計をやり直せ!梱包資材と梱包設計でも同様
照明メーカーの資材購買部で辣腕をふるったコストカッターが調達先の包装業界に殴り込み! 包装設計サービスのベンチャー企業を起業し成功に導いた逆転の発想とは? ユーザーにはコストダウンの、包装企業には営業革新のヒントを提供します!
〔第19回〕 包装・梱包のコストダウンで得た利益は自分で使えます!
ところで、コストダウンは何のためにするのでしょう。

「〔第2回〕 利益を2倍にする方法とは!?」でも触れましたが、結局は利益を確保するためです。
その利益を留保するのか、何かに投資するのか、誰かに還元するのか、それはその後のことです。



サラリーマン時代に勤めていたメーカーは、「系列」取引の中で、「販売協力費」名目のコストダウン要請が半期毎の恒例行事になっていました。
自社の合理化努力の成果を得意先に全て召し上げられるのは、全く納得いきませんでしたが、自社ブランドを持たず、販売を委ねるしかない事業構造では仕方の無いことなのでしょうね。(自嘲)



気を取り直して。
合理化努力は2つに分類できます。

(1) 仕入合理化 = 設計仕様を変えずに価格だけを引き下げようとする努力。(要は、値引きです。)

(2) 仕様合理化 = 設計仕様を変え、価格を決め直して価格を引き下げようとする努力。(もちろん、変更は必要十分な機能や品質を確保することが条件です。)



ここで、注意すべきは、(2)の仕様合理化です。

(1)の仕入合理化は、製品の設計仕様は合理化する前と同じ、つまり同じ製品ですから、購入する側が関知する話ではありません。

しかし、(2)の仕様合理化の場合、製品の設計仕様が変わるので、購入する側が知るところとなり、コストダウン効果を還元して欲しい」と要求されることにもなりかねません。

現に、私がサラリーマン時代いたメーカーでは、徹底的に仕様の合理化に取り組んで得意先に仕様変更の承認を申請したら、逆に「マイナーチェンジ」ということで上代価格(定価)を低く設定して販売したいと言ってきた。
いえいえ、そういう「新商品企画」(!?)まであったくらいです。



こうなると、コストダウンで得た利益を自らの意志で留保する、何かに投資する、誰かに還元するといった決定ができなくなってしまいます。

しかも、(2)の仕様合理化で得られる合理化効果の方が(1)の仕入合理化よりはるかに大きいのです。

ここで、本題。

包装梱包コストダウンで得た利益は自分で使えます!

それは、包装梱包の仕様合理化は、製品の仕様に何も影響を与えないからです。
合理化する前と同じ、つまり同じ製品ですから、購入する側が関知する話ではありません。

しかも、値引きと違い、包装梱包の仕様合理化は大きな効果をもたらしてくれます。


包装設計が包装コストを決める



今、大きなコストダウン合理化をもたらす包装設計があるのに採用しないとしたら、それは
「機会損失という非合理化」に他なりません!


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テーマ:コストダウン - ジャンル:ビジネス

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