コストダウンしたいなら包装資材を狙え!包装設計をやり直せ!梱包資材と梱包設計でも同様
照明メーカーの資材購買部で辣腕をふるったコストカッターが調達先の包装業界に殴り込み! 包装設計サービスのベンチャー企業を起業し成功に導いた逆転の発想とは? ユーザーにはコストダウンの、包装企業には営業革新のヒントを提供します!
〔第9回〕 価格に落とし込む(裏金はだめ、ダメ×!)
話を戻します。

原材料の資源を輸入に頼る日本ですから、
円が高くなると原材料が安くなる。
その中心はプラスチックの原料である原油と金属です。
これをコストダウンにつなげるステップは…


日経新聞や日刊工業新聞などで定点観測し、
原材料の価格の値動きを常に監視する。
   ↓↓↓
値が下がった時には、商社などに取材し、
何故下がったのか、背景を知って、理論武装する。
   ↓↓↓
調達している資材や部品について、原材料までさかのぼって
その量を把握する。
   ↓↓↓
具体的に数字を示して交渉する。
   使用量×価格メリット=コストダウン要請額

でした。


そして、前提として、

原材料の使用量を把握するためのデータベースを築く。
   ↓↓↓
部品を調査してデータを登録する。

ができていないと、話になりません。


これで、「めでたし、めでたし」(!?)
…としてはいけません!

最後の詰めは…、

   価格に落とし込む

です。

新商品が開発されれば、新部品が発生し、
価格を決めなければなりませんが、
見積書はその時の原材料の価格で算出されていますから、
そこに「価格メリット」は発生しません。
これには発生しない、あれには発生する…と、対象品を管理するには、
「価格決定年月日」まで管理しなければなりません。

もちろん、私が就職した照明メーカーでも、
メインのシステムで「価格決定年月日」を管理していましたが、
交渉の席では、
   「御社から仕入れている全ての資材が対象です。」
と、シンプルに交渉すべきです。

それに何より、資材表に真の価格を反映させないと、
原価計算書にはなりません。
原価計算書に基づいて経営資料や計画が作られるのですから、
これは大切なことです。



「価格に落とし込む」
ここでも、データベースが活躍します。

 新単価=現行単価−原材料使用量×価格メリット

これで、簡単に価格に反映することができます。



「円高原油安」という社会情勢が追い風だったとは言え、
仕事でパソコンがまだ使われていない時代に
それを使ってこれらのステップを実践し、
それを確実にコストダウンにつなげた結果、
まだ新入社員でしたが、「社長賞」受賞の話も出ました。
残念ながら、その資格は「在籍3年以上の社員」ということで、
それはならず(残念!)…でしたけどね。
(まっ、いいっかぁ・笑)



それはさておき、今回までは序章、次回からが本編です。

このブログのテーマ、
   包装資材梱包資材のコストダウン
は、どうやって進めたのか?

いよいよ、スタートです!

テーマ:社長ブログ - ジャンル:ビジネス

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